撮られることは、どれだけ本当の自分を見せることが出来るかということ。
撮ることは、どれだけ相手の本当の表情を引き出して写真におさめることが出来るかということ。
私にとっての撮影はそういうもの。
本当の自分、本当の表情、それにこだわるのはそういう写真が好きだから。
※本文中の写真はすべて、内海はるかによる撮影です。
写真の中にいる女の子が私で、私じゃないと意味がなくて、私にしかできないものを残したいな。
私であるからこそ意味がある。
それって、自分の生き様をどれだけ曝け出せるかだと私は思うんですよね。
自分であることの意味を出すための方法は人それぞれだと思いますけどね。もちろん。
ただ、私はそういう写真が好きなだけ。
写真を撮るときにも同じで、私にしか撮れないものを残したいな。
私が好きな場所、構図、雰囲気。
私にだからこそ、見せてくれる表情。
カメラを持っているのが私だから、
目がなくなるくらい口を大きく開けて笑ってるのかもしれない。
気の抜けた顔を見せてくれているのかもしれない。
笑っていても、困っていても、恥ずかしがっていても、そのとき空気がそれならばそのまま写真に収めたいんですよね。
だから、撮影するときに気を付けていることは心の壁をとっぱらうこと。
心の壁を取っ払うのに一番早い方法は「笑わせる!」こと。
笑わせて油断させて緊張ほぐして仲良くなる。
(2ページ目へ続く)