コラム02:はるか図鑑

嫁?
親友?
ライバル?
悪友?

ううん、この子との関係をなんと表現すればいいのか、よくわからない。ごはんちゃんこと飯田みなみという奴はいつも私を新しい世界に連れて行ってくれる宇宙人だ。

 

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出会いは5年前?6年前だろうか?
秋葉原の小汚い某メイド喫茶で同期のメイドさんとして出会ったのが始まりだった。第一印象は「なんだこいつお人形さんみたいな顔してる!!」だった。とても目が大きくてまつ毛バシバシ。ちょっとギャルっぽい派手さもあって怖いなぁとも思った。(今のナチュラルなごはん大好き)けど、なんか口から出てくる言葉があまりにも残念で(多少は猫かぶってたと思うけど)お下品キャラは今と変わらず。可愛さとのギャップが心地よすぎて勝手に懐いて初対面なはずなのに帰りの電車ではお互いの黒歴史を暴露しあっていた。

 

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もちろん、私も今と変わらずお下品だった。
(給仕中に私が「バ○ブのものまね~」と全身使ってモノマネしてた話をカメラマンさんにバラされたのは記憶に新しい。)それから、なんとなくやっぱり馬が合うようで、二人で悪いことやったり恥ずかしいことやったり更なる黒歴史を刻んできたわけなのです。
(スク水セーラーイベントは人生最大の汚点なのである)歴史ばっかりを話すとそれだけで何ページも書いてしまいそうだから、昔話はこれくらいにしておこうかな。

 

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いつも二人で話してるのは、「同じジャンルじゃなくてよかったね」って話。
彼女は今、グラビア?コスプレ?なんていうのが正解かわからないけど、そういうジャンルをメインで被写体していて私は主にポートレートとかメインで被写体をしてる。なんで、ジャンルが同じじゃないのが良いのかというと、同じジャンルにいたら嫉妬にくるって殺したくなるから。あんなレベルの人が同じジャンルで活動してたら仲良くなんてできないよ!!!!だって絶対勝てない!!!ってお互い思ってるから。たまに相手の畑の撮影をして、あー勝てないなーと思ったりもする。逆に私の畑の撮影で彼女がとてつもなくいい作品たたき出してたりとかすると、すげー焦ったりもする。程よい距離感でお互いの競争心つつきあいながら、被写体しあってるこの関係が心地いい。こういうところだけ見てみるとライバルなのかもしれない。ジャンルは違うけど、撮影に対するスタンスは同じだからね。撮影について話しててもすごい面白いし。プライベートのくだらない悩みとかも話したり、二人で落ち込んだりとか励ましたりとかもしたり。二人でひたすら愚痴いってスッキリしたりとか。

 

(2ページ目へ続く)